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東日本大震災から5年 『あさになったので まどをあけますよ』 

東日本大震災から今日でちょうど5年。

今もなお、17万人を超える方々が避難生活を余儀なくされており、復興は道半ば。
不安の中、先の見えない日々を過ごされている被災者の方々の心情を思うと胸が痛みます。

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(2011年3月11日 地震発生時刻14時46分の直後に止まった我が家の時計。)

震災のあの日、1歳だった娘も、今では6歳に。
幸い、我が家は大した被害もなく済んだのですが、半壊状態の会社から無事帰宅した夫の姿に心底安堵したこと、余震や放射能汚染に対する不安で眠れぬ夜を過ごしたこと、当時1歳だった娘を連れ、1ヶ月ほど福岡、愛知の実家で避難生活を送ったことなど、当時のことを思い出すと、改めて、今ある平穏な日常の幸せを感じずにはいられません。

人の記憶は、時間が経つにつれ、徐々に薄れゆくもの。
しかし、今もなお、震災や原発事故の被害に苦しんでいる人たちがいることを、決して忘れてはいけません。

震災から5年、今の自分にできることは何なのか。
改めて自分自身に問いかけながら、娘とともに開いた絵本がこちら。


『あさになったので まどをあけますよ』(荒井 良二 偕成社)



朝、窓を開けると、目の前に広がるいつもと変わらない景色。

「やまは やっぱり そこにいて きは やっぱり ここにいる だから ぼくは ここがすき」

普段、目にしている何気ない風景、何気ない日常の繰り返しの中にこそ、幸せがある。
作品の中に描かれている朝の風景はどれも希望に満ちていて、読み終えた後はとても清々しく、前向きな気持ちに。

震災後、東北地方沿岸部の町を訪ねる旅を繰り返し、被災地でワークショップなどの活動を行われている荒井さん。
被災者の方々が日常を取り戻すための第一歩として、自分にできることは、「朝、起きたらカーテンを開けること」だと思われたことからこの絵本が生まれたそうです。

明日は、幼稚園の卒園式。
朝起きてカーテンを開け、無事、娘の晴れの日を迎えることができる喜びをかみしめながら、かけがえのない一日を家族や仲間とともに大切に過ごしたいと思います。


☆まどかめ文庫Back number☆「たいようオルガン/ぼくとチマチマ」(2011.4)
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まどかめ

Author:まどかめ
田舎暮らしを楽しみつつ、日々、親子でマイペース&スローペースに絵本ライフを満喫中。

趣味:読書・歌・お絵描き・芸術鑑賞・語学学習など。子ども文化・心理学なども学び中。

活動:町の図書館内に「まどかめ文庫」コーナーを設置し、おすすめ絵本の紹介・絵本リストの作成などを行っています。

現在は、小学校での図書活動をメインに、幅広く活動中。
(幼稚園・小・中学校の移動図書の選書、小・中学校での朝読、小学校でのおはなし会・授業補助、育児サークル・未就学児向けの親子絵本講座、おはなし会など)

絵本・児童文学研究センター第24期生


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